VextCheckerMSE(メディカルセールスエディション)は製薬業界での営業活動や、医療機関への情報提供が適切かどうか、日報などを用いてチェックするために活用いただくソリューションです。近年は「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」への対応のための導入事例が増加しています。
機能概要についてはこちらの記事をご参照ください。
本記事ではVextCheckerMSEを導入いただいた事例の中から、効果的な利用につながった事例や機能をご紹介します。
導入事例Ⅰ
■導入前
- 対象データ:MR営業日報
- 方法:数人の担当者が目検で内容確認
- 工数:1週間ほど(1月分データ)
■導入後
- 方法:VextCheckerMSEで日次処理し、要チェック・NG判定文章を中心に内容確認
- 工数:1日分あたり数分~数十分
- 活用機能:メンテナンス(話題抽出)
■導入効果
- VextCheckerMSEでの機械的な判定によって目検チェックする対象(要チェック・NG判定文章)が絞り込まれるため、目検対象が大幅に減少(※特に営業活動の適切性を判断するのに不要な定型短文(例:「訪問した。」「ご挨拶。」など)が多い場合に特に有効)
- 問題のある文章を直接・迅速に把握でき、MRへのフィードバックもすぐに対処可能
- 日々の処理で新規表現の話題を発見できるため、新しいプロモーションや法律改正による新規話題にも迅速に対応可能
導入事例Ⅱ
■導入前
- 対象データ:MR営業日報(週あたり数万件)など
- 方法:表計算ソフト内でNG表現を検索し、問題のある日報を探し出す
■導入後
- 方法:VextCheckerMSEで全件を日次処理し、判定結果ファイルを他システムに出力して全社的に掌握
- 活用機能:NGルール/xlsファイル出力(判定結果を文字色の違いで表示)
■導入効果
- 全量データでの網羅的な判定ができ、絞り込まれたデータのみ確認すれば良いので工数削減に繋がった
- 未知の新規話題・新規表現の早期発見が可能になった
- 品目ごとにNG表現を設定し、同じ表現でも品目ごとの適切な判定ができるようになった
- 判定結果ファイルを活用し、社内システムに組み込むことでより強固な監視体制を敷くことができた
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