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LLM活用でクイック・かんたんにお客様の声を可視化できる「VoC Lens(β版)」がリリース
話題のランキング・時系列変動をグラフ表示、LLMが判定した感情属性とクロスして全体像を階層付きでマップ化
ベクスト株式会社(代表取締役社長:小橋寿彦、本社:東京都目黒区、以下 ベクスト)は、簡易VOC分析機能「VoC Lens(β版)」をリリースいたしました。
「VoC Lens(β版)」は、応対履歴や音声認識結果などのテキストファイルを投入するだけで、LLM(大規模言語モデル)が全データに対してタイトル生成とラベリング(ポジネガ/喜怒哀楽/苦情要望/問い合わせ区分 等)を行い、すばやく3つのVOC分析結果を確認できる手軽な分析機能です。
データ中の話題を自動的にグルーピングし、ランキング形式でリストアップする「ランキング」や、話題の時系列変動から予兆・ニーズを発見する「トレンド」、付与された感情属性を掛け合わせることで話題の全体像を階層構造で整理して一目で確認できる「VoCレンズ」といったグラフやマップにより、手軽にお客様の声を分析することが可能となります。
当機能はテキストマイニングツール「VextMiner」の標準機能として新搭載されます。
「データを入れたら分析結果がパッと出てほしい」「分析には時間がかけられないため、もっと手軽にVOC分析を行いたい」「レクチャーや引き継ぎなしでも使えるような操作感のテキストマイニングツールが欲しい」といったお客様のニーズを反映したテキストマイニング×LLM活用の最新機能となります。
VoCLens(β版)の特徴
- 「分析のための時間・人手が少ない」「分析担当者が変わりやすい」「手軽にデータの全体像や特徴を知りたい」という企業向けの簡易VOC分析機能です。
- 複雑な設定は必要なく、CSV形式のテキストファイルをアップロードするだけで分析結果が自動で出力される、シンプルでかんたんなUI/UXです。
- テキストマイニング技術とLLMを掛け合わせ、正確かつ効率的な分析を実現しています。
- 投入されたデータは、LLMが自動でタイトル生成&ラベリング(ポジネガ/喜怒哀楽/苦情要望/問い合わせ区分 等)を行います。
- 「ランキング」タブでは、当社独自のテキストマイニング技術によって類似話題をグルーピングし、データ中の話題を多い順に並べたランキング結果を確認できます。ワンクリックで各グループの原文を参照し、LLMによって生成された各話題のタイトルや感情属性を確認することもできます。(以下、図1参照)
- 「トレンド」タブでは、分析対象期間・単位・変動パータン(増加・減少)を指定することで、話題の時系列変動を確認することができ、急増する注目すべき話題の発見や早急に対処すべき話題の予兆監視に役立ちます。また、グラフはLLMにより付与された感情属性と掛け合わせて表示させることもできます。(以下、図2参照)
- 「VoCレンズ」タブでは、データの話題の全体像を階層付きで一目で確認できます。話題の件数の多さがバブルの大きさで表され、各バブルから各話題の感情属性の比率を確認できます。また、特定の感情属性で絞り込みを行い、マップを表示させることもできます。(以下、図3参照)
- 応対履歴やアンケート、音声認識テキストなどを分析できる汎用的なテキストマイニングツール「VextMiner」の新機能として標準搭載されます。
- ライト分析画面(VoC Lens(β版))で作成されたデータベースはダウンロードが可能なため、エキスパート分析画面(VextMiner)にアップロードし、感情属性が追加されたデータをエキスパート分析(VextMiner)でも使用できます。
VoC Lens(β版)の画面イメージ
※機能開発中となり、仕様が変更となる場合がございます。
本件に関するお問い合わせ
ベクスト株式会社 営業部 伊藤
E-mail : vext_press@vext.co.jp / TEL : 03-4590-6755 (代表)