- ニュースリリース
音声マイニングの更なる大規模データ容量に対応、テキストマイニングツール「VextMiner ver.16」提供開始
ベクスト株式会社(代表取締役社長:石井哲、本社:東京都目黒区)は、テキストマイニングツール「VextMiner」の最新版「VextMiner ver.16」の提供を開始いたします。
近年、問合せや各種手続きはデジタルツールを利用しオンライン上で行われることが一般化しています。その窓口対応の中心となる企業のコンタクトセンター/カスタマーセンターでは蓄積されたデータを利用したナレッジ活用が重要視されていますが、様々なチャネルで取得されるデータ特性に合わせた分析機能や分析技術が必要となり、更にデータはすでに人の手に負えないほどの量に膨れ上がっています。
VextMiner ver.16では膨大なテキストデータ処理が必要となる、音声マイニング(=音声認識+テキストマイニング)やチャットログ分析に対応した会話分析機能を強化し、データの大容量化対応やバッチ処理による機能の自動化を行いました。これにより従来の3倍のデータ処理が可能となりフォーマット変換機能を併せて利用する事で、分析の前処理から容易に大容量データのハンドリングが可能となります。文脈分析機能では類似通話抽出数を従来の2倍に拡張することで、より多くの様々な通話パターンを捉えた分析による幅広いトークスクリプト作成が可能となります。複数の属性を組み合わせた「複数属性組合せ機能」では3軸以上での多軸分析を実装し、より高度な分析が可能となります。また、「Active Directory(AD)連携オプション」によるVextMinerへのシングルサインオン(SSO)も実現可能です。その他にも、ユーザーニーズを数多く反映したユーザビリティ向上や新機能追加を行っています。
リリースは、2022年1月31日(月)となり、チャット分析や音声マイニングなどオムニチャネルのVOC分析、FAQ生成を検討中の企業を中心に販売・導入していく予定です。いずれの製品においてもオンプレ/クラウド双方での提供が可能となり、Vextシリーズの導入ノウハウを有するパートナー企業各社より導入・提案が可能です。
VextMiner ver.16での主な追加機能
- 会話分析機能大容量化対応
- 属性絞り込みカテゴライズ機能
- 複数属性組合せ機能
- Active Directory(AD)連携オプション対応
会話分析機能大容量化対応
分析処理の前に特定キーワードを含む通話を抽出する機能を追加し「CSV仕分け」「ファイル指定」「会話セグメント抽出」の分割処理を行うことで、更なる大容量化に対応しました。これにより、一度に5万通話以上の分析が可能になり従来のサーバー構成でより多くのデータ処理を実現します。
属性絞り込みカテゴライズ機能
各分類単位での細かな属性絞り込みを可能としました。より高度な分析結果を一画面に表示することができます。
<属性絞り込みカテゴライズ機能イメージ>
複数属性組合せ機能
新規に作成された組み合わせ属性をカテゴライズ機能のクロス分析で利用することで、3軸以上の多軸分析が可能となりました。
<複数属性組合せ機能イメージ>
■VextMinerの概要
本件に関するお問い合わせ
ベクスト株式会社 営業部 伊藤
E-mail : vext_press@vext.co.jp / TEL : 03-4590-6755 (代表)